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2018-05-17 イカツノ投入器の自作 [自作]

イカ釣り用のツノ投入器を自作してみた。

DSC_3799.JPG


ヤリイカやスルメイカ釣りの時に使用するイカツノ投入器とはこんな感じで使用するものです。
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ 参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=kZTGXTbfJaI


イカ釣りをするようになり、船宿によっては貸してもらえる投入器が壊れていたり、数が足りなかったりする事があります。周りを見渡すとベテランの親愛なるイカ親父達は自前の投入器を持参している方も多くいらっしゃいます。そこで、私も投入器の購入を考え、ネットで調べたところ結構いい値段がしました。という事で、自作できないかを考えることにしました。

1.コンセプト

まずは、自作するにあたってのコンセプトを以下の様に定めました。
 ① 安 価 ... 市販品は高い!が自作モチベーションですから。
 ② 軽 量 ... 車から船まで運ぶので軽く。
 ③ 簡 単 ... 簡単に作れることに越したことはありません。


2.素材さがし

(1)塩ビパイプ
まずは塩ビのパイプをネットで調べる。内径40mm、外径48mmのVPパイプだと8連装でパイプだけでおよそ6.3Kg(100cm x 8本)です。ちょっと、重すぎです。調べてみると塩ビパイプには種類があり、厚肉タイプのVPと薄肉のVUパイプがあるみたいです。VUタイプの場合、内径44mm、外径48mmだと同じく8連装で3.3Kgとかなり軽くなります。パイプの値段は2m売りを半分に切るとして4本購入した場合、1,600円程度+送料(@楽天)です。
ダウンロード.jpg
https://item.rakuten.co.jp/finetoolpro/pt014465865/#11153301


(2)縦樋
他に何かいい部材はないものか物色したところ、カーポートの縦樋が軽そうという事で調べましたが3.1mで2,500円という少々高めの単価なので没にしました。
https://item.rakuten.co.jp/auc-dream-diy/8r-ke40jw-325/#10214277


(3)書類ケース
他にないか? と、百均を徘徊していたところ、おっ! と思ったのがダイソーの『伸びーる!書類ケース』です。これならば、軽いし、もしかして折りたたんで半分の長さに出来、持ち運びも便利かもしれない。
DSC_2794.jpg
https://mitok.info/?p=39348
かなり有力な候補です。一つ300円ですので、8個で2,400円(税別)と、コストはまあまあです。 懸念は、筒自体の強度アップのためにくぼみが周囲に施されているため、それにイカツノが引っかかりはしないという事と、測っていないのでわかりませんが直径が10cm位あり、もしこれを8個並べたとすると大き過ぎないかというところです。


(4)コーンバー
他にないか? と、今度はホームセンターを徘徊したところ、おっ!と思ったのがコーンバーです。よく駐車場などで三角コーンと三角コーンの間に渡してある、あの赤白とか、黄黒とかの棒です。
cb3420_03.jpg
https://item.rakuten.co.jp/rune/cb3420/#10000009

これだと、両端のリングを含めて2mなので、1本から1mのパイプは1個しかとれない計算になります。材料費は240×8本で1,920円です。これの懸念点は外径が34mmしかなく、イカツノを入れやすいのだろうか? というところです。
もっと太いバリエーションはないものかと探したところ、ちょうどいい、φ54mmというのがあったのですが、10本で1万円以上とコストが高くてダメでした。
k-26.jpg
http://www.c-w-d.jp/cgi-bin/saleItem_detailInfo.cgi?cc=27&gc=27&ic=00004759


(5)FFT、そして放置...
調査と検討の結果、どれもいまいちな印象で、本当にこれらの中から選ばなくてはいけないのか? と決め手を欠く状況だったため、数か月このままでした。
別件でイカのよりとりリングの検索をしていたところ、イカリングの元祖が、フジモリ・フィッシング・タックル(以下、FFT)というところと知りました。そこのサイトには凄く軽量(1.6Kg)なイカツノ投入器が12,800円で売られており、これを買ってしまおうかと思うようになってきました。
http://www.fujimori-fishing-tackle.jp/orig123.html

FFTは家から車で行けるところに実店舗があるため、実際に行って投入器の現物を見たところ、衝撃を受けました。この手があったか! 釣竿などを買う時に入っている透明な箱みたいなものを8個ならべ、それをテープで束ね、それにプラスチックの足を付けたものでした。これは軽いはず。
これなら私でも出来るかもと思い、釣り竿の透明ケースを作っている愛知のメーカーに電話して見積もりをお願いしました。ところが、それから放置されること数週間、面倒な小さい仕事なので、先方も関心がないのでしょう。先方もお忙しいでしょうから、催促するのも申し訳なく、そのまま。結局、見積もりはしてもらえず、別の業者も見つかりませんでした。


(6)ブレイクスルー、素材決定
投入器の事は忘れかけていた、そんなある日、大手釣り具店に行ったところ、釣竿の箱が山のように捨ててあります。これはもしかして... と思い、”すみません、それ頂けませんか?” と訊ねたところ、いいという返事です。そうですよね、先方にとってはゴミですものね。その場で、これ要る、これ要らないとかやるのも何となく気が引けたので、一旦すべて引き取り、使えないものはゴミの日に出すことにしました。
これが、その時頂いてきた釣竿ケースです。停滞していた状況を打破するきっかけを与えてくれた某大手釣り具店さん、ありがとう。

DSC_3793.JPG


3.投入器の製作

(1)素材選定
この中から、使えそうな太さのものと、長さが1m以上あるものを8本選びました。
DSC_3794.JPG


(2)ステッカー剥がし
釣竿のケースに貼ってあるブランドとか、サイズを表したステッカーを丁寧に剥がします。のりが残ってしまったところはラッカーの薄め液で綺麗にふき取ります。

DSC_3797.JPG


(3)裁断
そして、ケースを105cmで切りそろえます。なぜ、100ではなく、105にしたかというと、もし、口の部分がひび割れなどで壊れた時、その部分を切り取ればまた使えるようになるので、そのための切りしろを5cm残しました。これは切りそろえたものを並べたところです。

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(4)貼り付け
ホームセンターで買ってきた、アサヒペンの『水に強い 強力粘着 多用途 パワーテープ』で束ねました。さすがに同じ大きさの箱ばかりあるわけではありませんので、大きさは不ぞろいですが、8個束ねた時の幅は40cm位だと思います。

DSC_3800.JPG


(5)完成
これで完成です。

DSC_3799.JPG



4.まとめ

準備段階で定めたコンセプトである、安価、軽量、簡単についてです。
かかった金額は近くのホームセンターで購入した、ラベル剥がしようのシンナーの450円と、パワーテープの650円だけですので、だいぶ安く上がりました。重量は測っていないので、正確な事は分かりませんが、大体1.5~1.8Kgではないかと思います。なので、かなり軽量です。簡単かどうかですが、素材を切り揃え、テープで束ねただけですので、いたって簡単です。まぁ、今回は見栄えも考えて、いちいちステッカーを剥がしましたが、必ずしも剥ぎ取る必要はないのかもしれません。ステッカーを付けたままの方が強度もありますし。
反省点としては、製作時に2階の自分の部屋で作ったので、一階に居る家族には影響がないと思ったのですが、シンナーの匂いで家じゅうが臭くなり、家族の顰蹙を買いました。窓を開けるか、ベランダなどの外でやったほうがよかったかもしれません。

このイカツノ投入器ですが、まだ実戦には投入しておりません。ヤリイカのシーズンは終わってしまったので、ムギイカ、スルメイカ釣行で、近いうちに使ってみたいと思います。懸念点は、所詮、ペラペラの釣竿用のケースですので、強度があるか心配です。まあ壊れたらテープを剥がしそれだけ取り換えればいいので、修理は難しくはありませんが。

こうやって、ああでもない、こうでもないと色々と考えて物を作るって楽しいですね。
次は何を作りましょうか...

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